更生保護施設とは
更生保護法人札幌大化院は,更生保護事業法に基づいて法務大臣の認可を受け,更生保護施設を経営しています。
更生保護施設は,犯罪や非行を犯した人たちのうち、頼るべき親族や縁故者がなく,適当な住居のない人,あるいは保護施設内での補導を必要とする人などを宿泊させて,必要な保護や相談指導を行い,本人の健全な社会復帰を助ける仕事をしています。
当法人では、 更生保護施設札幌大化院希望寮 を運営しています。
(札幌大化院藻岩寮は、現在福祉団体が入居,運営をしています。)
当施設の運営
更生保護施設札幌大化院希望寮は,民間の篤志家によって創設され,多くの先人たちの情熱と苦労によって今日まで受け継がれています。今も保護司や更生保護女性会員,篤志家や助成団体はもちろんのこと,地域社会の大勢の方々の物心両面にわたる理解と協力によって支えられています。
運営経費は,国からの委託費や札幌市等からの補助金のほか,篤志家の寄付金に依存しており,施設の改築、補修などの際には,国や地方公共団体のほか、車両記念財団,更生保護事業振興財団,共同募金会等の助成金の恩恵に浴しています。その恩恵に報いるためにも,保護された人々が健全な社会人として立ち直り,当施設が,個人と社会の福祉にとって有用な拠点になることを念願としています。
案内図及び住所
●JR札幌駅から地下鉄南北線で大通りまで行き,地下鉄東西線乗りかえ,西18丁目駅下車。2番出口から徒歩3分。または市電4丁目から内回りの市電に乗り,西15丁目駅下車,西方向に徒歩8分。
〒060-0061 札幌市中央区南1条西17丁目1-13
TEL 011-611-0407 FAX(011)611-1718
沿 革
・札幌記念保護会の開始
札幌石材場馬鉄会社を経営していた実業家助川貞二郎氏夫妻は,日ごろから頼ってくる浮浪者などに温かい手を差し伸べていたところ,大正元年1月のある日,クリスチャンでもあるヒデ夫人が裏口にたたずむ刑余者を自宅裏の貸家に住まわせ就職等の世話をしたことに始まり,それを伝え聞いた人々が集まり,同年9月15日に恩赦の慈悲を記念し、札幌市南1条西2丁目に平屋建て一棟の施設を建て,「札幌記念保護会」と称し,身寄りのない釈放者の収容保護を開始しました。大正4年1月15日,釈放者の社会復帰の気持ちを刷新 し,大化の改新のように新たな志を持って出発することを願い「札幌大化院」に改称。
大正10年8月,現在地に保護施設を新築移転後,私財を寄付し,司法大臣の認可を受け,釈放者団体「財団法人札幌大化院」を設立しました。2代目院長助川貞利氏は,昭和8年末に保護施設を新築し、また木工などの授産施設を設け,昭和11年10月3日天皇陛下行幸に際し,作業実況等の御視察をいただきました。戦中は,軍需工場関連施設として,また戦後は,樺太引揚者への居室提供や対象者の急増による緊急的保護を積極的に再開し,昭和25年12月20日更生緊急保護法に基づく更生保護事業経営認可を受けています。
昭和42年11月1日,日本自転車振興会や各地の篤志家の援助を受け,施設を全面改築し,「希望寮」と命名。以後,昭和47年7月,実業家で市議でもある武田忠幸氏,昭和62年3月,実業家福本武治氏が理事長に就任。平成8年4月1日,更生保護事業法に基づく更生保護法人に組織変更。その際,5代目院長に実業家高野博氏が理事長に就任しています。
平成14年3月,日本自転車振興会、更生保護事業振興財団,北海道、札幌市,道央70市町村のほか、更生保護関係団体や篤志家からの寄付を受け、現在の施設が落成し,「更生保護施設札幌大化院希望寮」として収容業務を開始しています。
現施設概要:鉄筋コンクリート4階建・塔屋1階・1422.1㎡。
定員30名(成人男子25名・少年男子5名)
更生保護のホゴちゃんとサラちゃん
保護を受けられる人たち
- 保護観察を受けている人
家庭裁判所で保護観察処分を受けた人,少年院から仮退院した人,刑事施設から仮釈放された人,刑の執行を猶予され保護観察に付された人 - 刑事施設などから身柄の拘束を解かれた人
刑の執行を終わった人,刑の執行を免除された人,刑の執行を猶予された人,起訴猶予の人,罰金や過料を受けた人,労役場から出た人,少年院退院した人
※ 入寮に際しては,保護観察所長に保護を申し出後,委託が決定された場合に保護が受けられます。
◎法人からのお知らせ
・令和4年2月 現在,札幌大化院希望寮では,コロナウイルス感染症対策として,外部からの来訪者の出入りを一部制限していますので,ご了承願います。
・一般競争入札のお知らせ
下記の各リンクからファイルをダウンロードして下さい。